厳しい時代 2021 8 8
これからの時代は、高齢者や障碍者にとっては、
厳しい時代が始まるのではないかと思いたくなります。
私が住んでいる地域は、東京近郊の地方都市ですが、
駅前のタクシーは、毎年、確実に減ってきています。
5年前は、タクシープールにタクシーが多く駐車していたのに、
今は、駅前にタクシーが1台あるかないかという状態です。
そういうわけで、東京近郊の地方都市にもかかわらず、
車社会になっています。
駅前には、家族を迎えに来た車が多く、
スーパーには、大きな駐車場がありますが、
すぐに満車になってしまいます。
車を運転できれば全く問題ないでしょうが、
運転できない人にとっては、厳しいものがあるでしょう。
私の故郷は、もっと厳しいものがあります。
10年前は、駅前ロータリーには、
タクシーと路線バスが駐車していて混雑していましたが、
今は、閑散としていて、さびしいものがあります。
かつて、駅前商店街がシャッター街になってニュースになりましたが、
今は、公共交通機関が「シャッター街」のようなものになりつつあります。
「ウーバー」というと、日本では、出前配達のようなイメージですが、
本来は、自動車の「ライドシェア」です。
ここまで公共交通機関が激減した以上、
自動車の「ライドシェア」を認めるべきでしょう。